栄養士の資格を生かす仕事先は、
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 行政機関
- 企業・メーカー
- 起業・フリーランス
大きく分けて、上記の7個です(゚∀゚)
それプラス「直営」か?「委託」か?で仕事内容も大きく変わってきます。
今回は栄養士の資格を生かす7個の仕事を掘り下げて解説していきます!
どうも!
改めまして!
栄養士業界で10年間働いていた、管理栄養士のしばづけです(゚∀゚)
今回の記事内容は3個!
- 栄養士の資格を生かす仕事先
- 具体的な就職先
- 仕事内容
栄養士の資格は、生活に密着しているから「多種多彩な仕事」があります!
実例も交えて解説しているので、栄養士として働く際はぜひ参考にしてくださいね!
栄養士の資格を生かす仕事とは?
栄養士の資格を生かす仕事先は、
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 行政機関
- 企業・メーカー
- 起業・フリーランス
大きく分けると、上記の7個に分類できます!
栄養士は多種多彩な仕事がある
栄養士の主な仕事は「調理・衛生管理・食事に関する事務」になります!
調理と一言で言っても、
- 給食の集団給食
- 企業・工場などの社食
- 介護施設での介護食
- 病院での病院食
- スポーツ栄養食
- その他、提供者に合わせた食事の調理
上記のように、それぞれで「必要にされる食事」を考えたり調理したりするのが栄養士です(゚∀゚)
また調理以外でも、提供される食事・調理現場などの衛生管理(例えば保健所)も大事な栄養士の仕事ですね。
では、具体的に栄養士の資格を生かす仕事を見ていきましょう!
栄養士の資格を生かす「具体的な仕事」は、
- 病院・介護施設などの施設職員(直営)として働く
- 委託給食会社(企業)に就職して、調理や事務を行う
- フリーランスとして、ダイエット指導や食事指導を行う
- 食品メーカーで研究・開発を行う
- 食品メーカーで発注・事務作業を行う
- 仕出し屋・お弁当屋などでメニューを考えたり栄養価を計算する
- 栄養学を活かしてレシピ考案
- 栄養教諭として、学校で指導
- 公務員として働く(例えば保健所)
上記の様に、多種多彩な仕事があるのが栄養士免許だ(∩´∀`)∩
栄養士と管理栄養士では出来る仕事が少し違う
栄養士は「健康な人に向けて」栄養指導などを行います。
管理栄養士は「病気・年齢・一人ひとりに合わせた」栄養指導を行います。
この違いから、病院などで患者さん一人ひとりに栄養指導したい場合「管理栄養士」の資格を持っている必要がありますね。
それ以外にも、栄養士と管理栄養士には違いがあります!
今回は「栄養士の資格を生かす仕事」という内容なので、栄養士と管理栄養士に違いは別記事でまとめています!
栄養士の具体的な就職先は?
直接契約と委託会社の2通り
栄養士業界では「直営」「委託」の2種類の就職先があります!
病院や介護施設などの「施設に就職する」ことを、直営と呼びます。
委託は「給食会社」に就職し、その給食会社が仕事を受けて病院・施設などで職に関わる仕事をします。
「委託」の場合、それぞれの現場で契約内容が違う為、現場によって仕事内容が違う事が多いです!
例えば、A病院では「調理・衛生管理だけ」B病院は「調理・衛生管理・献立作成」といった感じ(゚∀゚)
直営の具体的な就職先
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 行政機関
- 企業・メーカー
簡単に言えば「病院・介護施設などに直接就職」これが直営です。
例えば、病院に就職した時は
病院で働いている人たちはみんな同僚・先輩・後輩になります。
病院自体が、あなたの就職先になるので自由に病院内を動き回れます。
しかし「委託の場合」は、病院で働いている人たちは契約先の人になります。自分の同僚は調理現場で一緒に働いている人たちだけになります。
また、委託契約が食に関わる事のみのため、病院内を自由に動き回るのは微妙です。
委託会社は施設ではなく企業に就職
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 企業・メーカー
委託給食会社は、上記の施設と契約を結んで「食に関わる業務だけを請け負う」会社です!
例えば、
- 医療施設の「調理現場だけ」
- 老人福祉施設・介護保険施設の「調理現場だけ」
- 児童福祉施設の「調理現場だけ」
- 学校の「給食を作るところだけ」「給食センターだけ」
- 企業・メーカーの「社員食堂だけ」
簡単に言えば、下請け会社ですね(´_ゝ`)
そのため、施設と委託会社との契約が切れれば撤退です!
どんなに気に入った現場であっても、委託の場合は「契約が切れればそれまで」
委託についてもっと知りたい!方は、詳しく書いている記事をご覧ください(゚∀゚)
「直営」「委託」の違いについてはこちらをどうぞ!
▽結局、直営と委託どっちが良いの問題!▽
栄養士の仕事内容は?
栄養士の仕事内容は就職先によって、大きく変わってきます!
- 調理がメインなのか?
- 研究・開発がメインなのか?
- 献立作成・事務仕事がメインなのか?
- 直営か?委託か?
研究・開発などは求人が少なく、狭き門です。
そのため、栄養士の求人のメインは「調理&事務」が多めになります(∩´∀`)∩
また、直営と委託では仕事内容も大きく異なります!
現場は「調理・配膳・片付けなど」
就職先が調理現場を持っている場合、多くの栄養士は「現場作業」から仕事をスタートさせます!
- 調理(下処理・本調理・ミキサー食・刻み食など)
- 盛り付け・配膳
- 洗浄などの片づけ
- 品質管理(中心温度確認などの衛生面)
というか、委託給食会社などはメインの仕事が現場作業の所が多いです(゚∀゚)
ほぼ調理師と変わらんやん!ってなる現場もありますよ~(笑)
でも、調理師さんと違う所は栄養士の方が書類などの事務作業が多くなるのです!
では、栄養士の事務作業はどんなものがあるか?見ていきましょう!
事務は「発注・献立作成・品質管理など」
栄養士は調理師と違って、書類などの「事務作業」もこなします!
- 食材や調味料の発注
- 献立作成
- 冷蔵庫・冷凍庫などの温度管理
- シフト管理
- その他、衛生面で必要な書類の制作など
- 会議に出席
- 食札・食数の管理など
研究・開発は何するの?
栄養士として研究・開発の仕事に就職する人は少ないので、ここでは実例をご紹介します!
私の友人が、食品会社の研究・開発に就職した話
実例(1)
大手食品メーカーに就職した友人は「顕微鏡をのぞき込む日々」だったそうです(笑)
「ひたすら顕微鏡の中の細胞数を数えてた!」って言ってました(笑)
調理現場とは違い、空調で快適温度に設定さえた部屋での事務作業になるので現場で肉体作業をしたくない人や、理系っ子にはおすすめですね~(゚∀゚)
ただ、細かい作業や書類・専門用語なども多く出てくるので「学校の勉強(特に理系)が嫌いだった」人には向いていないかもしれません(笑)
実例(2)
食品メーカーの開発部署に就職した友人は「毎日新商品のアイデアを探し」をしてました!
新商品の開発は、栄養士・管理栄養士に人気の就職先ですが、新商品のアイデアが閃かない時のプレッシャーは想像以上!憧れだけでは乗り越えられないものでした( ゚Д゚)
それでも「自分が考えた商品が市場に出したい!」という熱い気持ちを持っている人には、刺激的な就職先になりますね(´_ゝ`)
献立作成・事務作業は何するの?
ここも私の友人の実例を見ていきましょう!
実例(3)
委託会社に就職して、本社で献立作成&発注作業。
社員食堂などでイベント食をする時のポスターやポップを考える場合があります。
それ以外にも、現場で作った献立をチェックしたりPCに入力したりする事務作業。
まとめ、栄養士の仕事
栄養士の資格を生かす仕事先
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 行政機関
- 企業・メーカー
- 起業・フリーランス
具体的な就職先は、「直営」「委託」で異なる。
「直営」の場合は
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 行政機関
- 企業・メーカー
「委託」の場合は
- 医療施設
- 老人福祉施設・介護保険施設
- 児童福祉施設
- 学校(保育園・幼稚園・小学校・中学校)
- 企業・メーカー
仕事内容は
現場の場合は、
- 調理(下処理・本調理・ミキサー食・刻み食など)
- 盛り付け・配膳
- 洗浄などの片づけ
- 品質管理(中心温度確認などの衛生面)
事務の場合は、
- 食材や調味料の発注
- 献立作成
- 冷蔵庫・冷凍庫などの温度管理
- シフト管理
- その他、衛生面で必要な書類の制作など
- 会議に出席
- 食札・食数の管理など
自分が現場で働きたいのか?
事務として栄養士を活かしていきたいのか?
また、どんな仕事がしたいのか?を掘り下げて、栄養士の資格を有効活用していきましょう!
管理栄養士のしばづけより