ちゃお☆
管理栄養士のしばづけだよ!
今回も「ブログ読者さんからの質問」に答えていくよ!
「勉強を始めたけど、具体的な勉強方法が分からない!」
と悩む、リアルな栄養士の声をお届けします!
栄養士として働きながら「管理栄養士」を目指す!
《K・Mさん》から!2回目の質問だ!
それではさっそく、お便りをご紹介!
質問なのですが、手元にQBと5年分の過去問があります。
過去問を解いても問題文すら意味がわからないため、QBを読んでいます。
QBを読み進めるのも遅く一周読み終わるにも時間がかかると思います。
具体的にどのように勉強されていましたか??
回答の前に、質問内容をまとめると
- 具体的な「勉強方法」を知りたい
- 問題文の意味が理解できない
- QBを一から読んでいる
今回、質問をくださった《K・Mさん》も、
既卒の栄養士の合格率が低い原因である「基礎知識」で苦戦しているようですね!
それでは今回は、既卒の栄養士が管理栄養士になる為に「具体的な勉強方法」をお伝えいたします。
実際に私が勉強した方法なので、働きながら管理栄養士を目指す方には、とっても役に立つはずですよ!
ぜひ、意識してみてくださいね!
1.管理栄養士の勉強時間「質問&回答」
《K・Mさん》からの質問
質問なのですが、手元にQBと5年分の過去問があります。
過去問を解いても問題文すら意味がわからないため、QBを読んだいます。
QBを読み進めるのも遅く一周読み終わるにも時間がかかると思います。
具体的にどのように勉強されていましたか??
《質問》への回答
私は短大時代、真面目な生徒では無かったので(笑)
国試の勉強を始めたころは、全く分かりませんでした(笑)
問題集の意味なんて、ちんぷんかんぷんでしたよ!(笑)
最初は、問題集の意味すら分からなくても、だんだんと理解出来るようになるので気を落とさず粘り強く勉強を続けてください(*´-`)
【具体的な勉強方法】
過去問を解いて、分からないところをQBで理解する。 過去問→QBの流れです。
QBを1冊、読みきるのも良いですが、1冊読み終わった時に『読んだもの全て』を知識として、記憶に定着させるのは不可能ですよね?
なので、いきなりQBを1冊読む!のは効率が悪いんです。
問題集も同じです。
いきなり問題集を全部やる!と、意味がわからない&記憶に定着しにくい
(四大の受験生のように、基礎学力がある場合は通しでOK)
(質問者さんの基礎学力が分からないので、私の時の話をしています)
- 意味がわからない→やる気がなくなる
- 記憶に定着しにくい→効率が悪い
そこで私が編み出した勉強方法は、科目ごとで勉強を進める!です
分かりやすい様に、厚生労働省のHPから引用しますね。
管理栄養士国家試験の試験は全部で「9教科」です。
- 社会・環境と健康
- 人体の構造と機能及び疾病の成り立ち
- 食べ物と健康
- 基礎栄養学
- 応用栄養学
- 栄養教育論
- 臨床栄養学
- 公衆栄養学
- 給食経営管理論
まず、一科目ごとに勉強していきます。
『社会・環境と健康』の過去問を解いては、分からないところをQBで確認。
解いてはQBで確認。の繰り返しで、『社会・環境と健康』を覚えます。
一科目覚えたら、次の科目へ。
問題集を解いて、分からないところをQBで確認。
たまに、復習で前の科目の過去問を解く。
長くなったので、まとめると、
- 問題集を解いて、分からない部分をQBで確認
- QBを通しで1冊読んでも、記憶に定着するのは少しだけ(基礎学力による)
- 一科目ごとに、一個づつ理解しよう!
レンガ(科目)を1つづつ積み重ねるイメージですね。
2.勉強方法も「合格(ゴール)」から考えよう!
次は具体的な失敗談を、1つお伝えしたいと思います。
「ゴール」は管理栄養士国家試験に、合格する事ですよね?
そんなの当たり前じゃん!(゚Д゚)ノ
と思う方が多いとは思いますが、中には勘違いしている方もいます
働きながら管理栄養士を目指している方で、何年も不合格の方に多くみられるのですが
勉強することがゴールになっている!!
例えば、、、
「今日は3時間勉強した!よし!」
「QBを3週も読んだ!よくやった!」
これだけ見れば、しっかり勉強している気がしますよね?
でも、その行動はちゃんとゴールに向かってますか?
その行動は、ゴールにどれだけ近づいていますか?
大事なことは「3時間勉強して、何を覚えたのか?」
「QBを3週読んで、何を覚えたのか?」です!
3時間勉強しても、何も覚えなければ意味が無い
QBを何週読もうが、何を覚えたか?で意味が変わります
働きながら管理栄養士を目指す方は、ゴールまでを最短で進まなければいけません!
3時間ダラダラ勉強するより、集中した1時間の方が良いに決まってます!
自分の勉強方法は、しっかりゴールに進んでいるか?
今一度、考えてみてくださいね(´_ゝ`)
「スタート地点」も理解しよう!
人によって「スタート地点」は違います!
基礎学力がある方(例:四大卒業者ですぐ受験する人)
基礎学力が無い方(卒業後、働いてる間に学校で学んだ知識を忘れている人)
この2人が居たら「スタート地点」は全然違いますよね(;´Д`)
という事は「一日5時間勉強したら合格する!」「QBを3週したら合格する!」と言った絶対的な答えは、どれだけインターネットで検索しても出てきません!
自分の「スタート地点」を理解して、どうやったら「ゴール」に辿りつけるのか?
ここをしっかり考えずに、勉強を始める人が多いので「社会人の合格率は低い」のです!
とても大事な話なので、つい長くなってしまいました(/ω\)
長くなってしまったので、今回はここまで!
「基礎学力がある方」「基礎学力が無い方」のそれぞれの具体的な勉強方法は、次の記事でしっかりとお伝えします
まとめ、国試受験の勉強方法
まず、具体的な勉強方法の前に
今回お伝えした「スタート地点」「ゴール」について、今一度、考えてみましょう!
この思考の流れは「勉強」だけでなく「仕事」「プライベート」でも大活躍間違いなし!
しっかりこの記事を読み込んで、自分の頭で考えてみましょう!
では次回は「基礎学力がある方」「基礎学力が無い方」の
それぞれの具体的な勉強方法をお伝えいたします
ただ闇雲に勉強しずに「ゴール」を目指して進みましょう!
応援しいています!(松岡修造さんバリに!)
管理栄養士しばづけより
▽前回の質問はこちら▽