新人が使えないのは当たり前?ってちょっとは思うけど…
- 何回も同じ注意をしている!
- 何回も同じことを聞いてくる!
- もう、覚える気あるのか!?
新人が入社する4月、多くの教育係は上記のようなイライラが募っている時期でしょう!
では、いったい「使えない新人」が生まれるのは誰のせいなんでしょうか?
- 本人のやる気の問題?
- 教える側の問題?
- 気合い?根性?
- 教育環境?
多くの「使えない新人」は「教え方」を変えれば成長します!
どうも!
改めまして!
20歳で入社し、25歳過ぎてからは多くの後輩・部下を教えてきた「管理栄養士しばづけ」です(゚∀゚)
教えるのって難しいですよね!
私も最初は苦労しましたよ…
- 伝えたいこと(指示)がうまく伝わらない
- 何回も同じ説明をする
- 言いすぎても傷つくかもしれないし…
そして、試行錯誤していくうちに「ちょっと手の遅い子」でも、教え方次第でいい感じになる!教育って大事!という思考になっていきました!
「教え方」って勉強できるのご存知ですか?
今回は「新人が使えない!」と思っている教育係の方へ!
「教え方は学べるんだよ!」というメッセージ込めてを書きました(∩´∀`)∩
- 自分の頭で考えて行動できる新人にしたい!
- 指示待ち社員を成長させたい!
と悩んでいる方へ!
「教える技術」を学んで、新人の成長と共に自分も一緒に成長していきましょう!
新人が使えないのは当たり前?
使えない新人の特徴とは?
- 挨拶が出来ない
- コミュニケーションが取れない
- 学生気分が抜けていない
- 何回も同じことを注意、または質問してくる
- 覚える気が診られない
- 指示されるまで自分から動かない
よく言われる「使えない新人」の特徴ですね(;´Д`)
では、このまま「使えない新人のまま」イライラを隠して付き合っていかなければいけないのでしょうか?
いえいえ!
そんなことはありませんよ(´_ゝ`)
使えない新人に成長は無いのか?
成長はあります!うん!
あります!
「使えない新人」というのは、上司・教育係が変わる事で成長する可能性がめっちゃ高いです!
確かに、世の中には
「この新人、マジでやべぇ…」という方が居ますが(そもそも会話が成立しないレベル)
- 焦ってミスしてしまう
- つい何回も同じミスをしてしまう
- 何回も言ったのに覚えられない
- 指示しないと仕事しない
- 自らの考えで動けない
上記のような状態は、教え方でグッと新人は成長することが出来ます!
成長することが出来る!なのに「なぜ成長しないのか?」
闇は深まるばかりですね(;´Д`)
そもそも、なぜ成長しない指示待ち社員になってしまうのか?
闇は深まるばかりですよ…(;´Д`)
では、次は「指示待ち社員が生まれる理由」を探っていきましょう!
指示待ち社員を作ってしまう教育方法とは?
指示待ち社員を作っているのは、実は「教え方」にあるかもしれません!
今回参考にしたのはこちら!
指示待ち社員にイライラしている方は、読んでみて下さい!
「あれ?指示待ちになった原因ってもしかして…!?」と新しい発見と共にイライラもどこかに飛んでいきそうな内容ですよ(笑)
そもそも「指示待ち社員」とは?
- 言われたことしかしない
- 自分の頭で考えられない
- 手が空いているのに指示を待っている
上記のようなマイナスなイメージですよね?
でも、指示待ち社員だって最初から指示待ち社員だったわけではないんです!
なぜ「指示待ち社員」が生まれるのか?
その答えの1つに、教える側が「教えることができない人が多い」ということが挙げられます。
どうゆう事かというと、
「教えるという技術」を学んでいない人が多いんです!
「プレイヤーとして仕事ができること」と「教育者として新人に仕事を教えること」を同じように考えている人が多い!
「仕事が早い」と「教えるの上手」は別物です!
自分自身が仕事ができても、その人が必ずしも「優秀な教育者であるとは限らない」ってこと!
でも、世の中の多くの上司は残念ながら「教える技術」を学びません。
なぜなら、「今まで自分がやってきてできるようになったんだから、新人もできるだろう!」みたいなフワッとした考えの人が多いんです!
「教える技術」が大切ってことに、皆気が付かなんですよね(´_ゝ`)
ちゃんと指導スケジュール立てて、有意義な面談をしてしっかり教育してくれるのは大手の限られた企業くらいでしょうか(;´Д`)
指示待ち社員を生み出してしまうのは、
- 覚えられないくらい細かい指示
- 教えてもらってない事を指摘される
- すぐに注意される
- 「自分でやったほうが早いから」といって仕事をふってもらえない
- 自分で考えて仕事をすると注意される→何をしていいか分からない
- 分からないのに「自分で考えろ」と言われたり「自発的に仕事をしない」などと言われる
- そして、自分でやってみたら注意される
- 言われたことをするのが、一番無難だと考えてしまう
- 指示されたことだけ仕事しよう(指示待ち社員になる)
では、「自分の頭で考えて行動できる新人」にするにはどうしたら良いでしょうか?
新人が使えるように成長するには?
新人が成長するうえで、上司(教育係)がすることは、
- 教育係が「教える技術」を学ぶ
- 新人の気持ちを考えつつ、しっかり伝える
- 一貫した教え方をする
- 新人のフォローを忘れない
- 一緒に成長していく
1つづつ詳しく見ていきましょう!
教育係が「教える技術」を学ぶ
職場の「教えるのが上手」な人から学ぶ
職場の「教えるのが上手(実際に教えた部下が伸びている人)から学ぶ
- どうやって教えているのか?
- どうやって伝えているのか?
- 注意の仕方は?
- 信頼関係の気づき方は?
- 仕事の任せ方は?
- フォローの仕方は?
生きた教科書ってやつです!
「あの人は教えるのが上手ですごいな~」といった感想で終わらず、そこから学んでいきましょう!
本から学ぶ
世の中には「教える技術」に関する本がたくさんあります!
そりゃーもう本当に沢山あるんです!
でも、多くの人は本を読んで学びません!
絶対「教える技術」は学んだ方が良い!
私は後輩・部下に教え始めた頃、「教える技術」「伝える技術」などの本をたくさん読みました(∩´∀`)∩
だって、教え方なんて分かんないんだもん!
そして、自分が新人で教えてもらっている時に(申し訳ないですが)「先輩、教えるのマジで下手だな!まじ分かりにくい!」という経験をしていたのも影響してます(笑)
私のおすすめ本の1つをご紹介!
行動科学をベースにした科学的な本なので、「根性」とか「私の経験上は~」といった信頼度が低いものではありません!
分かったつもりだったけど「本を読むと改めて気づくこと」って多いので、教える立場になった方はぜひ手に取ってみてください!
ちなみに漫画版もあります!
本を読み慣れてない方は漫画から学ぼう!
自分の教え方から反省して改良する
- 今日は指示の仕方が悪くて、段取りが悪かったなぁ
- 新人が困った顔してたなぁ
- どうしたらもっとう上手に教えられるんだろうか?
- 今度からは事前に流れを説明してから、一緒に仕事してみようか
- 明日は少し引いて見守ってみようか
最初から上手に教えられる人は少ないです!
少しずつ、上手になればOK!
毎日「トライ&エラー」を繰り返していきましょう!
一番気をつけて欲しいのが「感情的」にならないこと!
特に、女性は気をつけてくださいね(∩´∀`)∩
新人の気持ちを考えつつ、しっかり伝える
伝え方は超大事(゚∀゚)
例えば、新人が「上司からの指示でした仕事した」時の例えを見てみましょう
上司(指示した人)「新人君、この仕事お願い。AをBに移しといて!分からなかったら聞いて!」
新人「分かりました!」
→仕事に取り掛かるも、正解が分からないから手探りで作業する。
→何が分からないかも分からない状態で作業する。
新人「終わりました!これで大丈夫でしょうか?」
上司(指示した人)「OK!まぁこれで良いよ~(適当な返事)」
そして、別の上司から、
「誰がAからBに移したんだ!何やってんだ!」って揉めた時
上司(指示した人)「私はちゃんと指示しました」
新人「えー!?指示通りにしたし確認もしたのに…なんで?」
上司(指示した人)「常識で考えたら分かるだろ?何やってんだよ!」
新人「すみません…。(あんたの常識何なんて知るかよ!指示の意味わかんなくて一生懸命やったのに…)」
この例え話、どう思いますか?
- 上司適当だなぁ
- 新人君が可哀想だ
- 上司の指示の内容が伝わりにくかったんじゃないか?
- 新人の確認が足りなかったんじゃないか?
確かに原因はいろいろ考えられますが、私の考えは「指示してミスがあった時は、上司(指示した人)の伝え方が悪い」です。
私が部下に指示して、ミスがあった時は
「あ~伝え方が悪かったなぁ。ごめんなぁ」ってなります。
もちろん、私も初めて教育係をした時は新人に対して「ちゃんと言っただろ!何やってんだ!人の話聞いてたのか!」って注意してました(;´Д`)
でも、何人もの後輩・部下教えている間に「私の伝え方」がとっても重要なんだ!気づいたんです。
伝え方ってのは、「相手に伝える」ってこと。
相手の理解度・できる範囲を考えて、必要なことを分かりやすく伝えるのが「相手に伝える」って事なんです。
ちょっと分かりにくいですね(´_ゝ`)
簡単に言うと、
- 相手のレベルに合わせて物事を伝える!
- 「言い方ひとつ」でも、結果が全然違う物になる!
一貫した教え方をする
- 「最初はAと教えてけど、やっぱりBだった」
- 「教育係にはAと教わったのに、別の人からBだと言われた」
- 「こないだ聞いた時はAだったとに、今日はBと言われた」
上記なような経験ありませんか?
私はめっちゃあります(/ω\)笑
私が働いていた栄養士業界は「新人を育てない職場」でした(笑)
なので、言われて通りにやっているのに注意されるなんて日常茶飯事!
教えられた通りやってるのに、別の人から怒られるのも日常生活!
たどり着いた答えは「一貫性を持って仕事を教えるべし!」
その場その場で適当に教えちゃ新人は混乱するからね(;´Д`)
新人のフォローを忘れない
仕事を頼んだ時は、投げっぱなしにしずに「必ずフォローする」
それくらい大丈夫でしょ!ってレベルでも、最初はフォローして信頼関係を積み重ねていきましょう!
最初から投げっぱなしにしておくと、「良く分かんないけど、これでいっか!」「まぁこんなもんで良いでしょう」などと新人の自分の判断で物事を進める様になってしまします。
最初が肝心だよ!
一緒に成長していく
私も多くの後輩・部下を育ててきました
そんな私も最初は、
- 上手く伝えられなくて、新人がミスしたり
- 仕事の任せ方が甘くくて時間内に終わらなかったり
- 新人をフォローしたくても自分の仕事に手いっぱい
- まわりとの関係の架け橋になれず、輪になじむのに時間がかかったり
などなど、多くの失敗をしてきました
でも、その中で苦労はしましたが人として「確かな成長」を感じられました
教育係ってぶっちゃけ、めんどくさいし大変です(;´Д`)
でも、新人と一緒に自分も人として成長できるチャンスです!
新人にはどんどん「トライ&エラー」を経験させ、自分も「トライ&エラー」を繰り返し、一緒に成長していきましょう!
まとめ、新人が使えないのは誰のせい?
いったい「使えない新人」が生まれるのは誰のせいなんでしょうか?
- 本人のやる気の問題?
- 教える側の問題?
- 気合い?根性?
- 教育環境?
多くの「使えない新人」は、教え方を変えれば成長します!
「教える技術」を学んで、新人の成長と共に自も一緒に成長していきましょう!
新人教育におすすめ本
「教えるにも技術がいる」ことを知ろう!
「指示待ち社員の成長」を学ぼう!
そもそも、新人とコミュニケーションが取れない!って方は、まず会話から!