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【働きながら管理栄養士を目指す人へ】なぜ勉強のやる気が出ないのか?本を読んで考えた【ぼくたちは習慣で、できている。】

やる気は?なぜでない?

ちゃお☆

趣味は読書、管理栄養士のしばづけだよ!

さて、本日は!

佐々木典士(ササキフミオ)さんの著書 【ぼくたちは習慣で、できている。】を読んで、管理栄養士の勉強をする人に向けてかみ砕いたものだ!

管理栄養士になりたい!

でも、勉強のやる気が起きない(-“-)

と、悩む栄養士の為に書いたものだ!

栄養士と書いてあるが、それ以外の『資格試験』や『テストの勉強』にも必ず役に立つ内容だ!

なぜ、勉強すれば管理栄養士になれるのに多くの人は勉強できずに国試に合格することが出来ないのか?

考えたことはあるだろうか?

社会人受験の管理栄養士国家試験の合格率は約10~20%

そのうちの多くの人が

『勉強すればいいと分かっていても、勉強できない』

そして、勉強できない理由を

・仕事で疲れてるから

・時間が無いから

と言い訳しているのは、なぜだろうか?

『自分はダメなやつだ、、、』と勉強のやる気が起きなくて自己否定する前に、ぜひこの記事を最後まで読んでみて欲しい

きっと『やれば良いのに、やれない』に対する答えがみつかるだろう

1.なぜ、勉強のやる気が起きないのか?

なぜ、勉強のやる気が出ないのか?

その答えは簡単だ

人間は1年後の報酬より、目の前の報酬が欲しいからだ

1年後の合格より、目の前のスマホが楽しいからだ

行動経済学で『双曲割引』と言う

「遠い将来なら待てるが、近い将来ならば待てない」という、今までの経済学理論では説明できない非合理的行動を説明する概念として注目されている。時間経過を 軸、割引率をy 軸とした時のグラフが、時間とともに減少する双曲線反比例のグラフ)になることから名づけられた。ジョージ・エインズリーテンプル大学教授(臨床精神医学)が唱えた。Wikipediaより

『双曲割引』を分かりやすく言うと

管理栄養士になる為に勉強しなければと思いながら、ダラダラとスマホを見る

朝早く起きて、余裕を持って出勤準備をした方が良いと分かっていても目覚ましを止めて二度寝

適度な運動は体にいいと分かっていても、つい家でダラダラすごしてしまう

その他にも日常生活にこの『双曲割引』は潜んでいる

なぜ、こんなことが起こるのか?

勉強したほうが良いに決まってるし、やったほうが良いと分かっているのにだ!

ぼくたちは習慣で、できている。人間は誘惑に弱い

なぜか?理由は人間の基本的性質が絡んでいる

狩猟生活を送っていた人間は『目の前に食べ物があったら、すぐ食べるぞ!』

しかし、現在は『目の前に食べ物があっても、すぐ食べない。健康を気にしてすぐには食べない』

しかし、人間の基本的性質は狩猟時代から変わってないのだ!

その結果『双曲割引』という現象が起きるわけだ

では、1章の答え合わせ

『なぜ勉強のやる気が起きないのか?』

それは『双曲割引』という人間の基本的性質で、『やる気』『モチベーション』以前の問題なのだ(゚∀゚)

人間は1年後の報酬より、目の前の報酬を欲しがるのだ~!

人間が目の前の誘惑に弱いという事は分かった

じゃあ、勉強するにはどうしたら良いの?

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2.やる気の前に『誘惑』を絶て!

スマホの誘惑に負けるな

1章で書いた『双曲割引』は、

人間は1年後の報酬より、目の前の報酬が欲しいという事が分った

という事は、そもそもの誘惑の回数を少なくすれば良いのではないか?

その裏付けに面白い実験がある

【マシュマロテスト】と言うお菓子を使った実験だ

誘惑に勝てるか?マシュマロテストとは?

子ども時代の自制心と、将来の社会的成果の関連性を調査した著名な実験。スタンフォード大学の心理学者・ウォルター・ミシェル英語版が1960年代後半から1970年代前半にかけて実施した。Wikipediaより

実験内容を簡単に説明すると、

①マシュマロ等のお菓子をテーブルに一つ載せ、子どもを部屋に呼ぶ

(子どもの気が散らない、物が少ない部屋)

②子どもに「今1つ食べるか」「15分待てばお菓子を2つ食べれる」と言って部屋を出る、子ども一人で部屋に待たせる

(マシュマロテストという可愛い名前なのに、子どもにとっては誘惑の多い実験だ)

さて結果はどうだったのか?

目の前の1つのマシュマロか?

それとも15分、誘惑に勝って2つのマシュマロを手に出来たのか?

マシュマロテストの結果は?

結果は、

2つのマシュマロを手に出来たのは1/3

  • マシュマロを見ている時間が長い子ほど、誘惑に勝てず目の前のマシュマロを食べてしまった
  • 2つのマシュマロを手に入れることができた子は、マシュマロから注意を逸らそうと目をつぶったり、見ないようにしていた子どもたちだった

この実験から分かる事は

誘惑(マシュマロ)から注意を逸らすことにより、未来の報酬を手に入れやすいという事だ

では、第二章のまとめ

やる気の前に『誘惑』を絶て!

人間は目の前の誘惑に弱い!

それが、例え将来より良い報酬を手に出来てもだ!

未来の報酬を手に入れる人は、そもそも誘惑される回数が少ないのだ!

勉強しいたいのに、スマホを触ってしまう、、

そんな時は、マシュマロテストの子ども達の様に、物理的に見えない所にしまってしまおう(/ω\)

3.でも、ついダラダラしちゃう!悪循環にはまってないか?

ついダラダラ過ごしてしまう

1章では、人間は目の前の報酬を欲しがると分かった

2章では、誘惑の回数が少ないほど将来の報酬を手に入れる率が上がると分かった

でもついついスマホ見ながらダラダラ~

そしてダラダラしてしまった自分に『自分はダメなやつだ、、、』と自己否定

その時点で動き出せば良いのに、なぜか動けない

『やれば良いと分かっていても、できない』

それはなぜか?

答えは、人間の意志力には限りがあるからだ

そして、その意志力は『やらない』と決めても減ってしまうからだ

さらに『やらない』自分への負の感情が、鎖になって動けなくなる

具体的に言うと

  1. 明日の休みは朝から勉強しよう!と思っていた
  2. 朝起きれなくて、ダラダラ
  3. (意志力減る)
  4. 意志力が減った状態なので、動きだせず
  5. そのまま一日がダラダラして
  6. (負の感情が鎖になり、動けない)
  7. 休みが終わってしまう
  8. 『自分はダメなやつだ』と自己否定
  9. 悪循環の完成

では、この悪循環を断ち切るにはどうしたら良いのか?

まず、悪循環にはまると『自己否定』『不安』が姿を現す

『自己否定』『不安』等のネガティブな負の感情は『セロトニン』と結びついている

ネガティブな負の感情の時は、『セロトニン』が少なく

『セロトニン』が少ないと、目の前の誘惑に弱くなる

そして、目の前の誘惑(例えばスマホ)を選んでしまう

解決策として、自己肯定』『楽しい気分』がある

『自己肯定』は少し動き出すことで、現れる

例えば、勉強のやる気が起きないときに机の上を片付ける・勉強の為に図書館へ行く等

些細な行動で『自己肯定』を引き出す

『楽しい気分』は自分の好きな音楽をかけてテンションを上げる等

こういった、些細な事を続けることで、好循環に代わっていく

では、3章まとめ

ダラダラは次のダラダラを生む

ダラダラしている自分への『自己否定』『不安』等のネガティブな負の感情は、行動を起こしにくくする

悪循環を断ち切って好循環を目指せ!

では、さらなる好循環になる為にはどうしたら良いだろうか?

4.好循環になるには『習慣』を味方につけろ!

好循環で習慣化!

3章では『自己肯定』『楽しい気分』を些細な行動から呼び起こせ!と書いたが、

毎回『よし!掃除してからだ!』『音楽かけてテンション上げるぜ!』と意志力を使い続けるのはもったいない!

なぜなら、意志力は限りがあるからだ

最初のうちは毎回意志力を使って行動していくべきだが、慣れてきたら『習慣化』で最強を目指せる

習慣とは、何も考えなくても行えること=意志力が不要

『意志力』と『習慣』の違いを具体的に、勉強を始める前の思考パターンで説明しよう

  • 意志力だと、毎回誘惑が現れる

今日はどうしようかなー?疲れてるしなー?

昨日頑張ったし、今日はサボっちゃおうかな

  • 習慣だと、誘惑が現れない

迷わずに、机に向かえる

なぜなら誘惑が現れないから

2章で説明した【マシュマロテスト】を思いだして欲しい

未来の報酬を手に入れる人は、そもそも誘惑される回数が少ない方が有利だった

という事は、勉強を『習慣』にしいてしまえばいい

私が、管理栄養士の勉強をしている時は、やる気が起きなくても『図書館』に向かう事を習慣化した

最初は、毎回悩んだ

「今日は仕事疲れたからな~」「昨日寝るの遅かったからな~」

そのうち、仕事後は図書館に行くのが当たり前になった

そうすると、悩まない

ただ、何も考えずに図書館に行き淡々と問題集をやる

ここまで習慣化できれば、最強だ!

では、ここで4章のまとめ

『習慣化』を目指そう!

『習慣化』はすれば、誘惑も少なくなる!

最強だ!

5.まとめ、『やれば良いのに、やれない』時はどうしたら良い?

具体的にはどうしたら良いのだろうか?

人間は、目の前の報酬がほしい、誘惑に弱い生き物だ

という事は『目に見える成果をだす』がことが大切だ

では、最終まとめを始めよう

①勉強時間をノートにメモする

実際に私がしていた方法!

勉強時間をメモして『自分頑張ってるな~』を味わう

メモを見返して、勉強時間を眺めてはニヤニヤしていた(笑)

勉強の( ..)φメモメモ実際の勉強時間メモ例

h』は時間の単位、4h=4時間

ポイントは1週間の合計時間で見る事!

そうすれば、一日1時間しかできない日があっても累計でみればたくさん勉強した!『自信がつく』また、メモを取る事で、着実に進んでる事が目に見えて理解できるからだ

②復習を頻繁に取り入れる

復習する事は記憶の定着にも良いが、それよりも『勉強すれば、出来る様になる!』ことをを実感する事が大切だ!

分からない問題をドンドンやるより、3歩進んで2歩下がる!くらいが『報酬(出来る様になったという嬉しい気持ち)』が手に入り人間の基本性質にも馴染みやすい

③悪循環を断ち切る!

まず、誘惑を断ち切ろう!

スマホは目の見えない所にしまっておこう

人間は、ついダラダラするもの!

ダラダラしてる自分を否定せずに、テンション上げる方法を見つけよう

例えば、勉強前には毎回チョコを食べる!や好きな音楽を流して図書館に行く

些細な行動から『好循環』をゲットしよう!

④好循環から『習慣化』

習慣化すれば、誘惑が一気に減る!

まずは、無理のない『毎日ノートを開く』から始めてみよう

最後に【ぼくたちは習慣で、できている。】を読んで

ぼくたちは習慣で、できている。

自分は「意志が弱い」と思い込んでる全ての人へ

このフレーズは「佐々木典士(ササキフミオ)」さんの著書【ぼくたちは習慣で、できている。】の最初の文章だ

今回の記事は、この【ぼくたちは習慣で、できている。】の1章を読んで、管理栄養士の勉強したいがやる気が出ない人にかみ砕いて書いた

今回参考にさせていただいたのは、この本の300ページを超える文章量の中、たった64ページ分の話だ!

なんて内容が濃いんだろうか!

最初は1冊分の内容を、栄養士の方に向けて書くつもりだったが、伝えたい内容が多すぎて1章のみになってしまった

今回は、この本のメインテーマ『習慣』に関して、少ししか触れられなかった

今日、この記事を最後まで読んでくれた方は、この本を読んでみると良い

この本の3章では、より具体的に『習慣を身につけるための50のステップ』とあり、必ず管理栄養士国家試験に役立つ本だ

管理栄養士の参考書ばかり見つめていないで、まずは勉強に気持ちよく取り掛かれる『習慣』をこの本から得てもらいたい

また、管理栄養士国家試験だけではなく、日常の『双曲割引』とうまく付き合っていくためにもこの本を手に取ってもらいたい

管理栄養士の試験は努力すれば合格できる

勉強を『習慣化』して、合格へ!

【目次】
1章 意志力は、生まれつき決まってる?
2章 習慣とは何か?
3章 習慣を身につけるための50のステップ
4章 ぼくたちは習慣で、できている。

作者「佐々木 典士」さんがご自身のブログで、この記事を紹介してくれてます!

公式ブログ『minimal&ism』をチェックしてね!

 

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